こんにちは、にこたです🧸
本日、フィリップ・K・ディック著(浅倉久志訳)の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が入荷しました!!
この本ね、とんでもなく売れ筋ですよ。
というかそもそもSFといえばこの作品とさえいえる作品です。
そしてこの旧装版です!!!この一年働いてきて新装版はよく見たんですが旧装版は初めて見ました。
これ今流行のAIがイラストを自動生成するやつなんてなかった頃に描かれたものですよ。
でもめっちゃAIのイラストみを感じませんか?妙に感心してしまいます。
普段あんまりカバーイラストの作者まで見ないけど調べてみよう。あ、せっかくなので一緒に見ましょうよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%A5%BF%E4%BF%A1%E8%A1%8C
中西信行さん、という方なんですね。カバー絵を専門に描く方っているんですね。初めて知りました。
あ、夏への扉は知ってるな。映画化されたとかで、友人にお勧めされたんですが人気なのかどっっこにもなくて断念した作品です。いつか読みたい作品です。
ところで今回入荷しなかった新装版(中西さんが描いてないほうのやつ)もかっくい~んですよ。
なんかハヤカワSFの中でもフィリップ・K・ディックは妙に気合入ってましてですね、新装版は作品のほとんどが黒字に単色でバンドTみたいなデザインがなされていて統一感があるんです。
なんならそのデザインのTシャツとかありますね。オフィシャルなのかわからないですが。
つい最近友人にその新装版の中の一つの「ユービック」をちょろっと貸してもらって読んだんですがあれはSFが苦手な人でも読みやすいと思いました。ドラッグジャンキーな女の子が自死するんですが、その後の周りの人たちの心の動きを書いた作品です。
ユービックはあんまりSF特有の「まず人間のサイズが豆粒で捕食者の脅威におびえています」とか「人間が管理されています」とかそういうぶっ飛んだ設定がないです。これが非常に読みやすい。
あ、ちょっと待って????
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?の話じゃなかったですっけ。
ええと、実は昔読んで挫折したんですよね…。
SFって基本的に設定モリモリバリューセットなので設定の多さが脳内のキャパを超えてしまったんですよ。そういうの結構あると思う。
で、その後いろんな本買って思ったんですが、第一章(または30~50ページ)を立ち読みして苦痛を感じなければ多分その本読めると思います。SFの「設定」が一通り出終わるまでそのくらいなので。
なので、私は読破をあきらめました。
「地球の長い午後」とかもハチャメチャに設定多くて「え?なに?なにがどれ?」と思って図を描きながら読んだんですが読破できませんでした。
でもさぁ~~~~Amazonレビューとか見てるとめっっちゃめちゃおもしろそうなんだよねぇぇぇぇぇ~~~~!!!!!!
誰かさぁぁぁぁ~~~~読んで感想聞かせてよ!!!!!!!!お願いします!!!!!!!!マジのやつ!!!!!!
コホン、え~、取り急ぎ一縷の望みを託してショーウィンドウに陳列します。どうぞよろしくお願いいたします。